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あんた!何でバットなんか持っているの? ダンロップフェニックストーナメント 

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 今週行われているダンロップフェニックストーナメント、池田勇太プロが、2日目終わって首位で頑張っていますね。ケプカ選手が出ていないないのが私にはがっかりです。

 私は、池田勇太プロに好感を持っている一人です。確か2010年の全英オープン、池田プロが乗ろうとしていた羽田空港からの飛行機。私はたまたま一緒の飛行機でした。 

 羽田空港の搭乗口のところで、池田プロは、記者さんたちだったと思いますが、4、5人に取り囲まれて談笑していました。そして、いざ搭乗というとき、池田プロは「さあ、皆さん乗りますよ。忘れ物のないように。1列に並んで」と笑顔で先頭に立って、記者さんたちを整列させ、登場口に案内します。そのときは、旗こそ振ってはいなかったものの、添乗員の方とまちがいそうになるくらいで、楽しい人だな、とおもわず笑ってしまいました。

 それから何年か後、アメリカでの試合に池田プロが手袋を忘れて出場したことに対して、岡本綾子さんが、「プロの自覚がない」と書かれていたのを読んだ時、「あらあら、添乗員さんが忘れ物をしちゃ、添乗員としての自覚もないと言われるね」と、また笑ってしまいました。私を笑わせてくれる池田プロが好きです。今年優勝するといいですね。

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 2017年、私はこのダンロップフェニックストーナメント、初日のみ観戦に行きました。この時のことを思い出しましたので、本日はこのことを書きます。

 写真はとっていません。記憶に間違いがあったらごめんなさい。

 水曜日の夜21時ごろにシーガイアホテルに到着しました。チェックイン時のホテルロビーには誰もいません。このホテルにほとんどの選手が泊まってると聞いていましたので、プロゴルファーは朝が早いからね、と納得しました。

 2階のバーで主人がお酒を飲むのに付き合って軽く遅い夕食をとりました。ここにも選手らしき人は見かけませんせん。さすが、プロゴルファーね。

 23時をまわった頃、主人がタバコを吸いに外に出るのに付き合って、私も玄関まで行きました。玄関の外は暗く、静かでした。玄関の左手にあるベンチの方に向かうとそこに、一人の若い女性が真っ暗な中で、タバコを挟んだ指でスマホをいじりながら座っていました。タバコの臭いの他、ほんのりと香水の香りがしてきました。

 その2、3分後です。私を含めた3人がベンチ横の灰皿の近くで静かにしているところに、1台の乗用車がやってきて、私たちの目の前で停車しました。30代かなと思われる髪の長い女性が一人降りてきました。この女性もベンチに座っている若い女性と同じような長いコートを羽織っていました。

 その30代の女性は私のそばにいる若い女性と知り合いなのか、「お疲れ」と声をかけてホテルの玄関にスタスタと向かいました。ハイヒールの音が静かなホテル玄関に響きました。するとベンチに座っていた若い女性が今度はその乗用車に乗り込みます。そのまま静かに乗用車は走り去りました。

あれ、何?。

 玄関の中に目をやると、ホテルスタッフがエレベーターのドアを押さえて、30代の女性におじぎをしている姿が見えました。そして、ホテルスタッフとその女性が乗ったエレベーターのドアが閉まりました。

あれあれ、何なの? 

 主人の顔をみると、「女は知らんでいい」と言います。ははーん。そういえば、女性は2人とも観光客には見えなかったし。

 高級ホテルでの見てはいけない場面を見てしまったからか、それともゴルフの試合を見にきたのに何これ、と思う気持ちからか、部屋に戻っても何となくいい気分にはなれないままでした。

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 さて、翌朝も、まだ気分はすぐれなかったのですが、昨夜が軽い夕食でしたので、お腹もすきました。

 朝食に向かおうと、主人とエレベーターを待っていました。私たちの横には、選手かキャディさんか、どちらかわかりませんが白人の若い男性3人も立っています。ほー、何という選手なのかな。この中の誰かが昨夜あの女性を呼んだのではないよね、などと思ってしまいました。

 エレベーターのドアが開きました。真っ黒の顔の日本人らしき若い男性が一人だけ乗っていてエレベーターボーイのように手でドアを押さえてくれました。

 半袖の白いTシャツでスリッパを履いていてだらしなくみえましたが、ちゃんとドアを押さえてくれている仕草はしっかりしていました。この若者は、ドアを締める前に、首を外にだし、誰ももう乗って来ないことを確かめることまでします。ちゃんとした日本の若者ですね。

 でも、身につけていたヨレヨレのTシャツとパンツは、若者と言うよりお兄ちゃんと言う感じです。昨夜のあの女性を呼んだのはこのお兄ちゃんではないだろう、とそのお兄ちゃんに好感を持った時、彼が右手に薄い青色のバットを握っていることに気づきました。昨夜からの気分の悪さも手伝って、好感から不信感に変わりました。

 (ちょっと、お兄ちゃん、何でバットなんか持っているの? その青いバットをどうするつもりなの?)

 (さっき誰も乗ってこないのをきちんと見回していたかのように見えたのは、実はバットで殴る相手を探していたの? それとも今からこのエレベータの中で、そのバットで暴れるつもりぃ?)

 他の白人男性たちも何も話をせず、シーンと静かです。私の他には誰もこのお兄ちゃんのバットに気づいていないようでした。主人に知らせたかったのですが、恐怖のためか体は動かず、目はバットから離れません。

 エレベーターが開きました。何も起こらなかったのでホットしました。お兄ちゃんは開くボタンを左手の指で押さえ、着きましたよと皆に知らせるためか体の向きを変えました。私はそのお兄ちゃんの右手にあるバットから目を離さずに降りました。お兄ちゃんの顔をみる余裕もありませんでした。私はすぐに食堂には向かわず、そのお兄ちゃんのゆくえを確かめるため、振り返ってエレベーターの方を見ていることに。最後に降りたそのお兄ちゃんはバットを持ったまま食堂にむかいました。

 食堂で暴れるつもり?

 横にいる主人もそのお兄ちゃんをずーと見ています。主人も挙動不審の人間だと思ったのでしょう。私たちは、その場から動かず、そのお兄ちゃんが食堂の中に入って行くのを見ていました。

 「あのお兄ちゃん、変よね?」と、主人に言うと、「ばかっ、松山英樹だ」

 

では、また

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