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同窓会案内状は故郷のことに触れて

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町内会の案内状の記事を読んだ同級生から、「私たちの同窓会の案内状を書いてね」と頼まれたので、「大切なポイント」をまとめ、実際に書いてみました。

案内状を書くうえでの大切なポイント

1. 冒頭のあいさつで温かみと懐かしさを
  • 久しぶりの連絡であることを踏まえ、丁寧で優しい書き出しに
  • 「あの頃の思い出」や「時の流れ」を感じさせる一文を入れる
2. 開催の目的・背景を明確に
  • 「卒業◯周年の節目に」「久しぶりに集まろう」という開催意図をしっかり伝える
  • 過去の同窓会の話(例:20周年の「ツンドラ」)を入れると共感を呼びやすい
3. 開催情報は見やすく、正確に
  • 日時、場所、会費、申込締切をわかりやすく箇条書きや囲みで記載
  • 会場の場所は地元の人でも迷わないように記述(区名や目印)
4. 思い出の地や風景を入れて感情を引き出す
  • 赤坂、けやき通り、文林堂、ブレッド、筑紫女学園など、土地に根ざした記憶を刺激する言葉を入れる
  • 郷愁を誘うことで、参加したい気持ちを高める
5. 参加を促す一言を忘れずに
  • 「ぜひご参加ください」「お会いできるのを楽しみにしています」など、背中を押す言葉を最後に添える
  • 不参加の人にも「近況報告だけでもお寄せください」と柔らかく呼びかけるのも◎
6. 連絡先・幹事情報をはっきり記載
  • 幹事代表名、連絡先(電話番号・メール・LINEなど)を明記
  • 回答のしやすさ(QRコード・返信用フォームなど)も配慮するとより親切
7. 形式や言葉づかいは、相手との距離感に合わせて
  • フォーマルにするか、少しカジュアルにするかは、世代や関係性によって調整
  • 敬語と親しみのバランスを意識する

(*)必要に応じて、「ハガキ用」「メール用」「LINEメッセージ用」など媒体に応じた調整も大切です。

✅まとめ

ポイント 内容
1. あいさつ・書き出し 久しぶりの連絡にふさわしい丁寧で温かいトーンにする。
思い出や時間の流れを感じさせる一文で心を引きつける。
2. 開催の目的・背景 卒業〇周年の節目であることを明記。
過去の同窓会の思い出(例2では:「ツンドラ」)に触れると感情に響きやすい。
3. 開催情報の明示 日時・場所・会費・締切などは箇条書きや囲みで見やすく記載。
地元の人にも分かる目印やアクセス情報を加えると親切。
4. 思い出の地や風景の描写 (福岡市の場合)赤坂、けやき通り、護国神社、文具店、パン屋さん、卒業高校など、地元の記憶をくすぐる風景を取り入れる。
5. 参加を促す一言 「ぜひご参加を」「再会を楽しみにしています」など、温かく背中を押す表現を。
来られない人にも近況報告を呼びかけると配慮が伝わる。
6. 幹事・連絡先の明記 幹事の名前・連絡方法(電話・メール・LINE等)を明確に記載。
QRコードや返信フォームの導入もスムーズな連絡につながる。
7. 言葉づかい・トーンの調整 フォーマルすぎず、でも砕けすぎない文調に。
相手との関係性に合った適度な敬語+親しみを心がける。

この表をベースにして、案内状をチェックすれば、バッチリかと。

最後に、例文を2つ書いてみました。

(例1)簡単な案内状だと

【同窓会のご案内】

親愛なる〇〇期の皆さまへ

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?

あの懐かしい学び舎を巣立ってから、早〇年。

それぞれの道を歩みながらも、ふとした時に思い出すのは、共に過ごした青春の日々ではないでしょうか。

このたび、私たち〇〇期の同窓会を開催することとなりました!

久しぶりに集い、あの頃の思い出話に花を咲かせたり、今の近況を語り合ったりしませんか?

気心の知れた仲間との再会は、きっと心温まるひとときになることでしょう。

【日時】 〇月〇日(〇)〇〇:〇〇~

【場所】 〇〇(会場名・住所)

【会費】 〇〇円(当日受付にて)

【お申し込み締切】 〇月〇日まで

久しぶりに皆で集まれるこの機会を逃さず、ご都合をつけてぜひご参加ください。

幹事一同、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!

幹事代表:〇〇〇〇

お問い合わせ先:〇〇〇〇(電話・メールなど)

心からの再会を願って。

どうぞよろしくお願いいたします!

 

(例2)福岡市での同窓会の案内状

友達から「卒後40年の同窓会」と聞いて、故郷がとても懐かしくなりました。

私の故郷福岡市での開催ですので、天神や赤坂のことも書き入れました。

ご参考までに。

【福岡〇〇高校〇〇期生 卒業40周年 同窓会のご案内】
親愛なる同級生の皆さまへ

気づけば、私たちが福岡〇〇高校を卒業して40年。
月日の流れは早く、けれど、赤坂や天神の風景にふれるたびに、
あの青春の日々がふと心に戻ってくることもあるのではないでしょうか。

卒業20周年の同窓会で集まった、天神の老舗ロシア料理店「ツンドラ」。
あの夜、久しぶりに交わした笑い声や、語り合った近況報告が今も昨日のことのように思い出されます。
残念ながら「ツンドラ」はその後閉店してしまいましたが、あのひとときは、今も私たちの心の中に生き続けています。

そして迎える、卒業40周年の節目
このたび、私たちのふるさと・福岡市赤坂にて、再び同窓会を開催することになりました。

〇〇学園の静かな佇まい、護国神社の澄んだ空気、
けやき通りの木漏れ日、そして赤坂のパン屋「ブレッド」や文具店「文林堂」の変わらぬ風景。
どこを切り取っても、そこには私たちの思い出が重なっています。

40年という歳月を経ても、再会すれば、あの頃の自分たちにきっと戻れるはずです。
どうかご都合をつけて、懐かしい仲間との時間を共有してください。

【日時】 〇月〇日(〇)〇〇:〇〇~
【場所】 〇〇(福岡市中央区赤坂〇〇)
【会費】 〇〇円(当日受付にて)
【申込締切】 〇月〇日まで

幹事代表:〇〇〇〇
お問い合わせ・出欠連絡先:〇〇〇〇(電話・メール等)

今はもうない「ツンドラ」の思い出とともに、
今も残る赤坂の風景の中で、あの頃の笑顔にまた会いましょう。

皆さまと再びお会いできることを、心から楽しみにしております。

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早いもので、私ももうすぐ還暦。

同窓会は老後の楽しみの一つですね。

 

www.hieastedge.tokyo

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