先日、福岡市の建築会社タマホームが福岡空港3階にオープンしているお店、『Stickball BAKErY 092』、そこのコーヒーが美味しいという記事を書きました。
この『Stickball BAKErY 092』を訪れた時には、ここから見下ろした位置にある2階のテナントは工事中でオープンしておらず白い壁で覆われていて、一体どんなテナントができるのかがわかりませんでした。
先週、福岡空港のこの場所に、お土産屋さんがオープンしていることを発見し、早速のぞいて見ました。
なんだ、空港内のどこにでもあるお土産屋さんか、と期待せずに中に入りました。
ところが、ここは、福岡の銘菓だけでなく、九州各地の銘菓を揃えているお店でした。知らないお菓子もたくさんありました。
そんなたくさんのお菓子の中で、栗が食べたいと思っていた私が目にして思わず買ってしまったのが、写真の「栗千里」です。
知らないお店でした。
熊本阿蘇に1年間住んでいましたので、阿蘇の栗の美味しさを知っています。
阿蘇では、秋になるとあちらこちらの田舎道に栗が落ちているほど、栗の木がたくさんあります。阿蘇の栗は美味しいのです。
熊本阿蘇の栗が美味しいとインプットされている私が、この熊本のお菓子屋さんの「栗千里」を手にしたのはこの阿蘇での暮らしの記憶からでした。
根室の自宅で、たくさん買ってきたお土産の一つとして、「ほい、お土産」と主人にさし出すと、主人は早速、ほおばります。
「おおー、このお菓子は阿蘇の栗を思い出させてくれるねぇ」
と満足気です。私も一緒にいただくことにして、ひとくち食べてみました。
想像していた以上に、阿蘇の栗の香りがして、思わず、主人に向かって親指を立ててみせました。
私が「美味しい」と言葉を発しなかったのは、ひとくちで丸々1個を口の中に放り込んだ訳ではないです。念の為。
ここ北海道では、栗を目にしません。お店にも置いてないようです。地元のある方が、「北海道では栗は珍しいのよ」と言っていましたので、そうなのでしょう。
北海道の方は、栗はあまり食さないのでしょうか。
北海道にないのは、鰻だけかと思っていましたが、栗もそうだったようです。
下のパイのお菓子も一緒に買ってきたのですが、これも阿蘇の栗を思い出させてくれました。
秋はやっぱり栗ですね。
「栗千里」の説明書をよく見ると、全国第1位グランプリを受賞していました。
納得。
九州のお友達に聞いてみると、「最近有名よ」とのこと。
私は知りませんでした。
では、また