1ヵ月ほど前、東京駅、改札内のゆっくりできる場所2選の一つとして「東洋軒」をあげました。
今回はもう一つのゆっくりできる場所、STATION RESTAURANT THE CENTRAL(ザ セントラル)を記事にしました。
夕方は喫茶だけでの入店は無理
夕方は通勤の方も多く混雑している東京駅で、列車を待つ間にどこでゆっくりしようかと迷うことがある方にお勧めします。
どこかでゆっくりしたいと思っても、たくさんのお店が行列ができて待っている東京駅です。
その中で、ほぼ待たずに入れて、ゆっくりできるお店が2つあることを発見しました。
ザ セントラルのテイクアウト
ここは、東洋軒と同じようにカウンター席もあります。
1ヵ月ほど前に利用したのですが
この時は時間がなかったので、テイクアウトのハヤシライスを頼みました。
特急あずさの中でいただきました。
車内でもゴミが多くならないように工夫された包装にも好感を持てましたが、何よりハヤシライスのソースが私好みの味でした。
注文してからほぼ10分以内で受け取ることができましたので、時間のない方にはテイクアウトがお勧めです。
東京駅改札内のお弁当屋さんでのお弁当よりも価格はやや高く、2500円でしたが、あったかいハヤシライスを車内でゆっくりいただけることを考えると納得の価格と考えています。
昔の名前は「日本食堂」
ザ セントラルの昔の名前は、「日本食堂」といいます。
私より年齢が上の方は、「日本食堂」と聞くと、新幹線の中の食堂車にお店を出しているレストランだと気づく方が多いと思います。
そうです。あの「日本食堂」が、現在は、ザ セントラルという名前で、東京駅改札内でレストランを営業していたのです。
「日本食堂」の食堂車はおいしかった
20年以上前、福岡から東京への往復には新幹線を使っていました。
新幹線に6時間も座っていると、お尻も痛くなってきて、体を動かしたくなります。
そこで食堂車に行って時間をつぶしていました。
私の記憶だと、3つの会社が食堂車に出店していたと思います。
その中では、「日本食堂」が担当している食堂車の食事を美味しく感じていたので、可能な限りこの「日本食堂」担当の新幹線を利用していました。
なぜか、私の口に「日本食堂」の味があったのです。
「日本食堂」の歴史
改めて、「日本食堂」について調べました。
日本食堂が、外食チェーンの大手だとは知りませんでした。
私の中では「日本食堂」とは、食堂車で美味しものを提供してくれる食堂だったのです。
調べながら、興味を引く本に出会いました。
一読して、サービス業の本質も勉強させてもらったので、下に貼り付けます。
大きな会社の経営者でなくても、サービス業を営む人の為になる本だと感じました。
金融のことは難しい内容でしたが。
ザ セントラルの店内は
私が先日利用したときは、窓際のテーブル席を案内されまして、店の外を足速に歩く人々を見ながらのお食事となりました。
運が良ければ、店の奥にある、昔の豪華食堂車の中のような座席で食事をすることができます。(満席でした)
テイクアウト時と同じく、思ったより早く料理が出てきました。
オムライスを頼んだのですが、5分位で出来上がったと記憶しています。
また「カニクリームコロッケ」もいただきましたが、この味が美味しかったのです。
1個650円とやや高めですが、蟹の味がしっかりして、しかも揚げ方もちょうど良くお勧めです。
ついでに「プリン」を頼みました。
プリンは昔ながらの味で、器の底に敷かれているキャラメルの味が「昭和」という感じがしました。
懐かしい味のプリンでした。
東京駅の人混みを避けることのできる貴重な場所
「東洋軒」も「ザセントラル」も私にとっては貴重な場所になりました。
この2店舗を、「閉店しても困るけど、待たないと入れなくなるのも困る」と考える自分勝手な私です。