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松山英樹プロ 「根室ゴルフクラブにようこそ」 

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 笠りつ子プロ事件のことを先日書いた時に、篠原嗣典さんのメルマガも申し込んだことに触れました。私が、PCでメルマガ申し込みを行なっているその横で、主人が話しかけて来ました。

 「そうそう、俺が昔ね、篠原嗣典さんにメールで質問したことがあって、返信がすぐ来たんだけど、質問の内容やその返信に書いてあった内容は忘れてしまった。ただ、『夏坂健さんでも間違いを書かれていることがありますよ』と書いてあったことを思い出したぜ。その後は、俺も篠原嗣典さんを見習い、夏坂健さんの本に書いてあることを、史実を確かめながら読むようにしたぜ。そういえば『されど、ゴルフ』の中に書いてある『根室ゴルフクラブに、ようこそ』の章にも間違いがあったはずだ。」

 そう偉そうに言う主人に対して、

(おめえ、いつから「史実を確かめながら読む」なんてカッコつけたことを言うようになったんだ?)

と思いましたが、夏坂健さんの「間違い」が気になり、まだまだ話したがる主人を無視して、メルマガ申し込みを完了するや否や、本を引っ張り出して来ました。

 

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  主人が指摘したところは、下の写真の最後の行の、「この景色! 右に太平洋、左にオホーツク海が広がって」の部分です。

 確かに、根室ゴルフクラブからは、太平洋しか見えないのです。

 しかし、これが事実と違っているからと言って、わざわざ指摘するほどのことか、と呆れました。

 主人は「史実を確かめながら」本を読んでいるつもりでしょうが、重箱の隅を突っつきながら読んでいるだけのようです。

 

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  さて、せっかく本を開いたのだからと、久しぶりにこの「根室ゴルフクラブへようこそ」の章を、アホな主人を無視して、最初から読んでみることにしました。

 書き出しの2行目にある、「ラフがきつくて参った」の箇所で、ふと、今週フェニックスカントリークラブで頑張っている松山英樹プロの、昨年の全英オープン(カーヌスティ)での、あの一打を思い出しました。

 最終ホールをパーで上がれば予選通過だったはず。松山プロの第二打は左のラフからだったと思います。松山プロの打ったボールの行方をTVで観ていて、グーンと曲がったのに私は驚きました。そして、なんとOB! 

 確かこのホールをトリプルボギーにした松山プロは一打届かず予選落ち。

 この時のカメラの位置はグリーン近くでしたので、二打目地点から遠かったこともあり、ラフの状況が画面からはわかりづらかったです。その上、コブか何かがあったため、松山プロの足元が全く映りません。「そんなにきついラフではないはずでしたが」と解説の方は言っていました。

 私も、「そうなんだ。何かミスったのね」と、この2年前の実況時には松山プロの技術的なミスによるOBなんだろうと考えました。

 

  昨年から根室ゴルフクラブでプレーしていて、ここの芝の特殊性を感じています。主人も「ラフからは飛ばないし、なぜか曲がってしまう」と言います。

 私などは、腕力は人並み以下、ゴルフの飛距離も出ない方です。だからでしょう、根室ゴルフクラブでプレーしていると、きつそうには見えない短いラフでも、なぜかボールが全く上がらず、そのうえ飛ばず、シュルシュルと這うように転がるだけのことが多いのです。 

 カーヌスティの芝は、根室ゴルフクラブの芝と同じように、実はとても癖のある特殊な芝だったのではないでしょうか。(1999年だったか、バンデベルデプロのあの「カーヌスティの悲劇」も特殊な芝のために起こったものだったのかな、とこれを書いている今、頭に浮かびました)

 「根室ゴルフクラブに、ようこそ」を2行目から先に読み進めていても、来年の全英オープンの前に、松山英樹プロが、根室ゴルフクラブに練習に来ないかな、と考えていました。

 でも、根室で練習するぐらいだったらイギリスで練習しますよね。

 

では、また

 **私どものゴルフの腕前は下手くその部類に入りますので、上手な方が根室ゴルフクラブのラフから打って本当に特殊な芝だとおっしゃるかは不明です。**