先月の10月、知床半島までのドライブの時に「熊のお尻を見た」ことを10月18日の記事の最後に1行だけ書きました。
その4ヶ月前の今年6月、根室半島でも熊が目撃されていました。
私は、「ヒグマは道東では、阿寒か知床の山の中に生息している」とばかり思っていましたしたので、
「ここにも熊がいるんだ」と驚きました。
「熊って、山にいるんだよね。この根室半島には山はもちろんのこと、なだらかな丘しかないじゃない。」
九州は福岡市から出たことのない私は、「熊=山の中」という図式しか頭になかったので、このなだらかな丘しかない根室半島に熊が生息していることに驚きました。
(30年前に2年間、稚内市に住んだ経験はありますが、熊のことが話題になったことはなかったので、熊についての認識は九州にいた時のままでした)
その私の驚きが消えずにいた6月のことです。いつものように、犬の散歩に牧場まで向かいました。
途中ですれ違った一人の地元のおばあさんから、「あの牧場の向こうに、この前、熊らしき黒い影が動くのを見たから注意してね」と声をかけられました。
熊を短かに感じた日でした。
調べてみると、下記のブログを発見。
(オショロコマの森ブログ5さん、ありがとうございました。)
その後、我が家の近くでは、熊の話は聞かずに今日まできていましたが、今朝のTBSのインターネットニュース番組で下記の報道(北海道道東ではなく、新潟県魚沼市です)をやっていました。
忘れていた熊のことを思い出しましたので、この記事を書きました。
この魚沼市の熊の場合は、「近くの市街地に山から降りてきた」と報道されていました。
「九州や本州の人間は、熊はやっぱり山の中と思うだろうな。」
でも、北海道の熊は山の中だけではないのです。海の近くにもいます。
北海道を旅行していると、川の鮭を獲りにきている熊の写真などよくみかけますよね。知床半島クルーズ体験では、船上からヒグマをみることもうたっていますし。
というわけで、私のように「熊=山の中」という図式の方がおられましたら、
「北海道の熊=サケマスのいるところは要注意。山の中だけではない」ということを忘れないようにしてください。
では、また
*冒頭の写真は、知床半島のお土産屋さんで購入したマグネットです*