笠りつ子プロのことや LPGA のことについて、先日から数回書きました。私の周りでも笠りつ子プロのこと、タオル紛失のことについて種々の考えが飛び交っています。
このブログで私も生意気なことを書いたものだから、他の人の意見が気になっています。夏坂健さんだったらどう評しただろうか? 杉原輝雄プロだったらどう言うだろうか?など考えていましましたが、お2人ともすでにお亡くなりになっています。
20年前夏坂健さんが亡くなって、毎週の楽しみがなくなりました。夏坂健さんは、亡くなる直前まで、週刊誌に連載のエッセイを書かれていました。
そのエッセイを主人と毎週楽しみに読んでいたのです。夏坂健さんの本もかなり読みました。
その夏坂健さん亡き後、篠原嗣典さんのメルマガを偶然知り、「この人のメルマガは面白くて、ためになる」と主人と私は熱心な読者になりました。
その頃、篠原さん作成(?)のグリーンフォークを主人は購入しました。
主人はこのグリーンフォークを約20年間使用し続けています。
「これ以外は手に馴染まないし、また機能の素晴らしさに惚れ込んでいる。だだの金属の棒のようだが、使ってみたらその良さわかるんだ。」
このフォークを購入して数年後、主人の仕事が忙しくなったり、引っ越しをしてインターネットと繋がらない生活になったりで、残念なことにメルマガ Golf Planet とも縁がなくなり、今日まできました。
先にも書きましたように、他の人の意見が気になっていた私に、本日主人が「あの Golf Planet の篠原さんだったらどう言っているかな? 調べて見ろよ」と言いました。
インターネットで篠原嗣典さんを調べると、篠原嗣典さんの書籍がKindle出版されていることがわかり、すぐに購入しました。
最新刊と思われる第65巻を読んで「やはり篠原さんだ。篠原さんは健在だ」と嬉しくなりました。またメルマガもまぐまぐで継続されていること知り、早速申し込みました。
メルマガは毎日発行されているようでしたが、本日はなぜだかバックナンバーを開くことができず、本日(11月20日)発行のメルマガだけしか読めませんでした。ここには、笠りつ子プロ事件のことについては書かれていませんでした。
でも、第65巻には、「尊敬されるプロの定義」と題した章で、下記のように書かれています。
「プロとか、アマとかではなく、ゴルファーとして尊敬できる部分があれば尊敬する。ゴルファーとして軽蔑するような行為があれば、軽蔑する。それ以上でもそれ以下でもない。」
「プロはお金をもらうのが仕事。ゴルファーとして模範となることは、そんなに難しいことではない。それすらできないプロに払うお金はないだけのことだ。
一部の勘違いしたバカがいると、全体がそのようにみられてしまうのが社会の目である。自分がプロゴルファーを代表しているという意識を持って欲しい。
人前でやらかしてしまう酷いミスショットや、プロとは思えない酷いスコアという恥には敏感なのに、ゴルファーとして軽蔑されることに敏感なプロは、確かに存在する。実名を挙げて反省を促すことも可能であるが、、、
プロゴルファーの本当のミスショットは、ファンを逃すことである。」
(2016年5月31日)
上の2つ、100%賛成です。
厳しい意見にスカっとしますが、また、文章もかっこいいですね。
笠りつ子プロは、今回の事件で、ファンを逃したと思います。でも、リカバリーショットも打てるはず。
あの球聖ボビーージョンズも若い時には癇癪持ちで、オールドコースの11番でバンカーに手こずり大叩きをしたあと、その場でスコアカードを破って棄権し、猛烈な批判を浴びたと読んだことがあります。
自分に対して癇癪を起こすのと、今回の事件のように、他人に対して癇癪を起こすのでは程度の差は確かにあるものの、リカバリーは可能だと思いますが、、。
おっとまた生意気なことを書いてしまいました。
(グリーン手前にわずかに見える遠くのバンカーが、ボビージョンズが大叩きをしたと思われるバンカー)
自身のメルマガで紹介されていた篠原さんのブログも読んでみたいと思い、早速ブログも覗いてみると、動画もありました。お顔も映っていましたよ。
Golf Planet の厳しい文章からは想像もつかない優しいお顔のうえ、ブログの内容もそして文章もホンワカとしていて、別の人のブログではないかと思ってしまいました。
では、また