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八ヶ岳に家を建てた 奮闘記2 キッチンにこだわる

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土地が決まるまで

私は別荘ではなく、一定期間は定住することに決めたので

私が土地を選んだときの基準は下記4点です。

 

1 公共機関に近い

2スーパーなど、売店が近くにある

3 JRなど、駅がすぐ近くにある

4畑などを近くで借りることができる

 

私が選んだ土地は別荘地でもなく、多くの地元の方が住んでいる一般の土地です。

別荘地は、管理会社がゴミ出しなど管理してくれて大変便利だとは思いますが、、管理費等払わずに済む一般の宅地の方が経済的だと思ってます。

また、幸いなことに、購入した土地は「下水」も通っている土地だったので浄化槽の問題も考える必要なく、面倒なことの少ない生活を送ることができているのでよかったです。

別荘目的の人は、景色にこだわる

別荘地を探している方は

「景色が良くて、八ヶ岳、南アルプス、富士山などが眺めることのできる土地」

または

「森に囲まれている森の中の一軒家」

を希望される方がほとんどだと思います。

私は景色についてはこだわりがないので、「少しドライブすればを眺めることができる場所ぐらいでいいや」と思いました。

実際、犬の散歩場所までほぼ毎日ドライブするのですが、散歩の行き帰りのドライブの途中、富士山や八ヶ岳や南アルプスを眺めることができ、土地選びは正解だったと思ってます。

冬の管理が大変

八ヶ岳では、真冬には水道水の凍結もあり、凍結防止のための管理も大変だと思います。

そういうことも含めると、毎年夏だけ利用される方が多い別荘族の方だとしたら、やはりきちんと管理してくれる別荘地の別荘住宅を選ぶのが良いのではないかと思います。

私の家の周りにも、別荘として利用されている方もいますが、冬でも時々家の水道などの見回りに来られてる方が多いようです。

冬は当然ながら冬タイヤでなければ八ヶ岳の麓までも来れませんし、また運転も大変です。

車の運転が苦になる方で別荘を考えておられる方は、茅野駅かまたは小淵沢駅付近の別装地が良いのではないでしょうか。

土地の広さはどのくらいか

私の家は200坪ですが、大きな木などの植栽を考えて、ある程度の広さを求める方なら、200坪はあったほうがいいと思います。

山梨県北杜市の条例では、

「建物は隣地境界線から2メートルは離す」

ようになっていると、土地を購入した不動産屋さんからお聞きしました。

北杜市内での土地購入を考えられている方は、このことを不動産屋さんに確認されたほうがいいかと思います。

また、北杜市では、

「隣地境界線に塀も立ててもいけない」

ともいわれてるとのことでしたが、条例文の確認を私はしていませんので、これも不動産屋さんに確認された方が良いかと思います。

工務店が決まるまでーーキッチンにこだわる方へーー

今回の本題です。

私は最初の工務店に、私好みのキッチンをお願いしようと思ってキッチンの図面を提示したのですが、「そのキッチンは当社では施工できない」とのことでしたので、別の工務店にお願いすることにしました。

工務店を変更することになった理由は他にもいろいろありますが、これを書くと、頼む予定だった最初の工務店に対する悪口になってしまいそうです。

このブログでは、私は、他人の批判などは書かない方針としていますので、この奮闘記の筆が止まってしまいました。

「書き捨て」のメモすらできなくなりました。

//「書き捨て」については下記の記事を参照ください ↓  //

www.hieastedge.tokyo

 

何とか他人を不快にさせずに、これを読んでくださる方にとっても、有益な記事にはできないかと思い悩みましたが、うまい考えが浮かびません。

以下、できるだけ批判や悪口とならないように注意して書いたつもりですが、不快に思われた方がおられたら御免なさい。

以下に、キッチンにこだわる方へ2点、私見を述べます。

1 家づくりは、工務店だけでは完成しない

前述しましたように キッチンにこだわりがあり、「このようなキッチンにしてほしい」とお願いしたら、「私の工務店では無理です」との返事が来て、自分が望む会社のキッチンを入れられないのならと、工務店を変更したと書きました。

確かに、小さな工務店の場合、提携しているキッチンメーカーの数も少ないでしょうし、仕方のないことだと思います。

当初は、小さな工務店お願いすると、細かい点までこちらの意見を聞いてくださるだろうから、地元の工務店がいいだろうと思っていました。

しかし、家づくりでは小さな工務店にお願いした場合、工務店だけでなく、基礎工事の方や内装の方など、多くの業種の方が必要となる総合プロジェクトになると言えます。

要するに、工務店だけが家づくりを行うのではなく、家づくりとは、「多くの業種(業者)が必要になる」ことを頭に入れておくべきだと思います。

このことから、こだわりたい方には下の2をすすめます。

2 施主は他業種さんと直接契約するのがベスト

私が、別の工務店へ相談に伺ったときに、「このキッチンを入れたいので、このキッチン屋さんと一緒にやってもらえますか」と期待せずに尋ねたところ、

営業マンの方から二つ返事でオーケーだったので、その工務店に決めました。

私が確認したことは、

内装屋さんは、工務店からの指示で内装を行うのではなく、「施主の指示で」内装を行うという工務店と内装屋さんが「同等の立場に立って仕事をする」と言う関係です。

多くの工務店さんとしては、これは非常にやりにくい方式のようです。

なぜなら、工務店の現場監督さんが、内装屋さんを自分の都合の良いように指示できないからです。

しかも、

もし、内装屋さんが、工務店の下請けという関係であったなら、

内装屋さんが見て、工務店さんの設計施工がおかしいと思った場合に、施主に直接アドバイスすることは非常に困難だと思います。

しかし、「同等の立場」だと工務店の行った施工などについて、不具合を直接施主に報告できるからです。

私の場合は、私が選んできた内装屋さんであったので、工務店と内装屋さんには利害関係が全くありませんでした。この利害関係が全くなかったことが我が家がとっては幸いしました。

そして、この工務店と内装屋さんとが「同等の立場」で仕事をするという形であった為、施工中の多くの不具合を事前に防ぐこともできました。

もしこの方式が可能で家を建てることができるんでしたら、ぜひこの方式をお勧めします。

このような、いわゆるコラボは普通は難しいのかもわかりません。

前述のとおり、工務店さんにとっては非常にやりにくい方式ーーーミスなどを隠しにくいのでーーーだからです。

しかし、この方法を認めてくれる工務店さんは自分に自信がある工務店だと思いますので、内装屋さんーー特にキッチンにこだわってある方は、ご自分で選んだキッチン屋さんと一緒に仕事してもらえるかを事前に確認されるといいと思います。

 

www.hieastedge.tokyo