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まるま焼き肉センター 90歳に脱帽 大月市

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Xでフォローしている「黒かどや」さんが、先日美味しいとポストしていた焼肉屋さんに行ってきました。

黒かどやさんのポストは為になる

黒かどやさんのXのポスト、辛口だけど、毎回そういう考えもあるのかと驚いたり、なるほどなるほどと納得するものなど、色々読ませてもらっていますが、実際の「かどや」さんにはまだ行ったことありません。

出禁!と言われることのないようにしっかりポストをチェックしておかねば、ということもあり、ここ数年ほぼ全てのポストを読ませてもらっています。

面白くて為になるポストです。

「黒かどや」さんお勧めの焼き肉屋さん

黒かどやさんが美味とポストしている数あるお店の中で、是非1度行ってみたいと思ったお店については逃さずにしっかりとメモしています。

このメモの中の一つの焼肉屋さんに、主人を連れて食べに行きました。

北海道にも福岡にもお気に入りの焼肉屋さんがありますが、山梨ではまだお気に入りの焼肉屋さんを見つけてなかったので、いろいろな媒体で山梨の焼肉屋さんを探していましたところ、つい最近「黒かどや」さんのXで、このお店を知りました。

主人も連れて行った理由

主人を連れて行ったのは、90歳でもまだ現役で頑張っている元気な方を、主人にも見習って欲しかったからです。

この焼き肉屋さんは、90歳のおばさんが一人でお店を切り盛りされているとのこと。

「出されたお肉はたいしたこと無いだろう」と思っていた黒かどやさんは「予想に反して美味」とポストしていますが、私も食べてみて、その美味しさに納得しました。

特にホルモンが美味しかった

臭みがなく、油分の味が美味しかったのです。

昭和のコンロでいただくホルモンは火が激しく燃え上がることもなく、適度な煙りの匂いも一緒に注文したご飯を美味しくしてくれました。

「焼き肉はやっぱりこうじゃなくっちゃ」と思えるほど美味しかったのでした。

カルビもいただいたのですが、このカルビも私の好みでした。

懐かしく美味しい焼き肉屋さんに久しぶりに訪れることができて幸せでした。

店内の清潔さに驚き

焼き肉の味だけでなく、私が見習らないたいと思ったことは、お店が綺麗に掃除されていたことです。

高齢の方がお一人で切り盛りされているとのことでしたので、おそらくは店内は昭和時代の多くの焼き肉屋さんがそうであったように、焼いた時に飛び散っった油がテーブルや鏡にべっとりついているのだろうな、とお店に入るまでは、そう思っていたのですが、全く油の跡がないのです。

小上がりの畳も油でツルツルしていません。

店の奥にあった鏡も綺麗でした。

古い換気扇も綺麗に掃除してありました!

ひょっとしてダスキンなどのプロにお願いしているのかな?

高齢で一人でここまで綺麗にされているのでしたら脱帽としか言いようがありません。

どちらにしても、いくつになっても部屋を綺麗にする気持ちに対して感銘を受けました。

常連さんたちも優しい

開店を待ってお店に入ったので、私たち二人の他は誰もいなかったのですが、程なくお客さんたちがやってきました。

常連さんと思しきその方たちは、おばさんを気遣ってキープの焼酎ボトルをご自分で取り出しておられました。

山登りの方々みたいで、「山から帰ってきたよ」とおばさんに親しく話をされていました。

この日の山登りの帰りに焼き肉屋さんに立ち寄った方々なんだろう。そういえばお店がある大月市は周りが山に囲まれていて日帰り山登りに適した土地のようですし。

そんなことを考えていたら、「6,000m」という言葉が聞こえてきたので「6,000mだったら、山梨県の山ではないよね」と主人に囁いたら、「富士山でも3,000m台だ」とバカにされました。

その6,000mの方々は、「ゆっくりやっているからねー」とおばさんに声をかけたり、配膳を手伝ったりして、とにかく優しく楽しそうな方々でした。

また行きたくなるお店は、味だけでなく、来店しているお客さんたちが明るく楽しそうにしていることもその理由の一つなので、またこのお店に行くつもりです。

35年以上吊り下げられているタコの干物は必見

食後、席をたち会計をを待っていました。

清潔な店内なのに、やっぱり昭和時代のお店だからか、店内の中央に、ハエとり紙らしきものが吊り下げてあリました。

そのハエ取り紙を眺めていると、6,000mの方々が「少なくとも35年前からここに吊り下げられているタコですよ」と教えて下さいました。

会計後に

このタコ、どういう意味があるのか、なぜ35年以上も此処に吊るしておられるのかなど、清潔な店内に違和感を放っていたこのタコについて尋ねてみたかったのですが、おばさんは、焼き肉を一所懸命に切って少しでも待ち時間を少なくしようとされていましたので、「美味しかったです。ご馳走様でした」とだけ声をかけててお店を出ました。

次回の訪問時に尋ねてみようと思います。

そのときは、タコについてだけでなく、お店の清潔さと掃除の秘訣なども聞けたらいいなと思っています。

でも声をかけると、他のお客さんを待たせることにもなるしなぁ、とも。

ソロバン!?

会計時にちらっと中を覗くと小さな算盤が置いてあるようでした。

「算盤は人間をボケさせない素晴らしい発明品」と何処かで読んだことを思い出しました。

主人だけでなく、私にも学びの多い焼き肉屋さんでした。

www.hieastedge.tokyo

 

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